2008年6月 5日 (木)

長引く捻挫の症状

一か月ほど前に、テニスのプレー中に転倒して負傷。足に激痛があったとのこと。病院ではふくらはぎの肉離れとの診断。一か月経過後も、足を引きずる状態が続いているとのこと。

徒手による筋力検査では、痛みが起こる感じがして、力が入らない様子。足を引きずる癖が付いているので、骨盤あたりの筋肉も緊張がある。

ニューロパターンセラピー(心身条件反射療法)にて「緊張パターン」を検査してみると、下記の項目で反応を示した。

l  テニスプレー中に転倒した瞬間の激痛イメージ

l  負傷した後の痛みイメージ

l  一ヶ月間、症状が改善されずに足を引きずっているイメージ

l  テニスプレー前の自分(10キロマラソンに参加して、疲れた状態でテニスに参加したイメージ)

上記の「緊張パターン」を「リラックスパターン」に切り替えると、「あ、不思議、全然違う」とほとんど普通に歩けるように改善して喜んでいただいた。

施術後、こんなに長く症状が長引くのは、恐らくメンタル面ではないかとは思ってはいたが・・・

と語られていたが、分かっていても自分ではどうにも変えられない。

メンタル面とは薄々感じていても、それを治してくれる医療機関がないのが現状である。

これは、単なるメンタルの問題ではなく、メンタル(心)とフィジカル(身体)に絡んだ問題なので、身体を通じた検査を行わなわなければその原因分析は困難である。

スポーツ障害で、症状が長引くケースのほとんどは、このメンタル面が絡んでくる。

しかし、通常の医療機関は肉体面ばかりを追い求める。だから治らない患者様達がファミリーカイロを訪れてくれる。

ありがたいことではあるが、もっとこのような事実を多くの医療従事者に知ってほしいと思う。

それが患者様や社会への多大な貢献につながると思う。

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2008年5月 9日 (金)

バトミントン選手の障害

高校生と中学生のバトミントン選手が兄弟で来院。

高校生の兄は、お父さんと取っ組みあって親指を負傷したとのこと。

最初は、試合前なのでテーピングの仕方を教えてもらえますかということで来院された。

病院での検査では、骨には異常がなく、捻挫ということでしっかりと固定されていた。

拇指の関節部に腫れがあり、指を外へ動かすと痛みが強くなる。

原因は、明らかに外傷によるものだが、取っ組みあった時の感情記憶が、緊張パターンとして絡んでいた。

お母さんから、「試合は大丈夫ですかね?」と尋ねられたので、「大丈夫ですよ」とお答えした。

試合前の一週間で、その前に練習もしたいとのことで、軽くテーピングを施して、痛みない範囲で使うようにアドバイスした。

試合の二日前に、2回目の治療で来院された。

具合を尋ねると、普通に練習ができているとのこと。

検査をしてみると、かなり回復していたので、「試合ではテーピングは必要ないでよ」とアドバイスさせていただいた。

最初は、試合でテーピングで固定するのが当たり前のように来院されていたが、結果的にはテーピングも必要なく改善した。

もしも、安静にして、指を固定したままだったら、恐らく試合では支障をきたしていただろう。

中学生の弟さんは、とても頑張り屋さんのようで、壁打ちの特訓を1000回も行っているとのこと。

検査をしてみると、右肘が痛みで曲がらなくなっており、かなり酷使している様子が伺える。

原因を調べてみると、早くうまくなりたいという焦りが先行して、心身のバランスを乱していた。

心身条件反射療法で、心身のバランスを調整すると、ひじの痛みはかなり回復した。

2回目の来院では、初回に比べるかなり回復してはいたが、「早くうまくなりたい」という焦りのストレス反応がまだ示されていた。

しばらく治療を継続すれば、症状も回復し、メンタル面もある程度自分でコントロールできるようになって、バトミントンもさらにうまくなってくるだろう。

昔は、スポーツの世界で、「根性」という言葉をよく聞いていたが、最近は、そのような言葉をあまり聞かなくなってきたように思う。

この弟さんは、その「根性」がとてもあるという感じで、身体を酷使し、身体の調子を悪くなっているという印象である。

「根性」も必要だが、まずは「自己を知る」というメンタル面の調整もしないと、自分の実力が発揮できなくなる。

「自己を知る」ということは、スポーツの世界でもとても重要である。

心身条件反射療法は、「自己を知る」ための最高のツールになる

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2008年5月 2日 (金)

プロのサッカー選手

プロのサッカー選手が、腰痛、膝、足関節の痛みを訴えて来院。

2年前に左膝を負傷して、前十字靭帯という膝の靭帯を完全断裂したとのこと。

外科的な手術を行ったが調子が悪く、膝関節を伸ばすと痛みが生じる。

その後、ふくらはぎの肉離れなど障害や毎回の練習にて腰が重く痛くなって調子が悪いとのことで来院。

一回目の施術で原因を調べてみると、以下のようなストレスパターンが条件づけされていた。

練習前の自分・コンタクトを伴う練習・肉離れをした時の外傷トラウマ・膝をかばいながら練習する自分の姿・将来の不安・

心身条件反射療法で上記の「緊張パターン」を「リラックスパターン」に切り替えると、治療前の症状はほぼ改善された。

二回目の来院で、その後の経過を聞いてみると、前回よりも改善されているが、腰とひざ関節に違和感があるとこと。

施術の原因を調べてみると、2年前の膝の負傷時のトラウマの反応がでた。外傷を受けた瞬間。外傷後の自分。外傷後のリハビリでの無理な筋トレなど。

後は、5年先の自分や10年先の自分での「緊張パターン」反応が示された。

心身条件反射療法にてすべての「緊張パターン」反応を「リラックスパターン」に切り替えると、ほぼ症状は解消された。

将来の理想のイメージをしてもらうと、マイナスの「緊張パターン」の反応を示す。

「理想のイメージのご自分に、喜びや楽しんでいる姿がありますか。」と尋ねると、そこには喜びがあまりないらしい。

プロに転向して、「仕事」というイメージの方が強く、楽しんでサッカーをしている自分を忘れている様子。

一般的にも「仕事」=「義務」「犠牲」「責任」というイメージの方が強くなる傾向にあるようだが、仕事の中に「喜び」「楽しみ」「感動」「やりがい」などがないと、心身のバランスは乱れやすくなる。

同じ仕事をするにしても、義務感で自分が犠牲的に仕事するパターンと、喜びややりがいで仕事をするパターンでは大きな差が生じる。

肝心なのは受け止め方、思考パターンである。そのパターンが緊張パターンであるならば、リラックスパターンに変えた方が賢明である。

通常、環境や周りが変わらなければ、その思考パターンは変わらないと考えられがちだが、脳には計り知れない「柔軟性」(可塑性)があるので、その脳の柔軟性を活用された方が、ご自身の将来のためになる。

心身条件反射療法では、その脳の柔軟性を最大限に引き出すお手伝いをしている。

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2008年4月 4日 (金)

「厳しさ」と「優しさ」への統合

空手稽古生の方が、右側のストレッチができなくなっているとのことで、ストレッチをすると、右太ももの後ろ側に痛みを伴うとのこと。

大腿二頭筋の筋力検査を試みても力が入らない。

心身条件反射療法にて検査をすると、稽古に対する自分自身の心構えが「緊張パターン」の反応を示す。

どんな心構えかというと自分自身に対する「厳しさ」である。

稽古中の自分に対する厳しいイメージングをしてもらうと、明らかに無意識に両下肢に力が入り、膝を他動的に曲げようとしても曲がらなくなる。

自分に優しくするイメージ(ご本人の言葉では、「自分に甘い」)をしてもらうと、膝はリラックスして楽に曲がる。

これは、自分自身の厳しさに対する自己否定のクセによる「緊張パターン」である。

この「緊張パターン」が脳に条件づけされ、無意識に筋肉が緊張してしまうクセがついて、本来の柔軟性を失っている。

また、ストレッチング際にも、他の稽古生と比べて、自分自身の筋肉の硬さを否定してしまい、その思いがかえって筋肉の緊張度を高める結果となっていた。

空手の稽古には当然厳しさが必要で、自分に厳しくなければならないと教えられている。

その教えは大切だが、「もう一人の甘い自分」も上手に受け入れて、「厳しい自分」と「甘い自分」とを統合した上での厳しさが必要である。

「甘い自分」を抑えつけて、分離しようとすると、潜在意識は反発して、脳・神経系を通じて、筋肉を無意識に緊張させてしまい、体が思うように動かずにせっかくの自分の能力が引き出せなくなる。

心身条件反射療法によって、「厳しい自分」と「甘い自分」とを統合させた脳・神経系のパターンに切り替えると、ストレッチも楽になり、症状もかなり和らいで喜んでいただいた。

「厳しさ」と「優しさ」への統合は、空手の稽古に限らず、他のスポーツや、勉強、職場環境、家庭関係など、あらゆるメンタル面のバランス調整、すなわち心身のバランス調整のための大切なテーマとなる。

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2008年3月 8日 (土)

右突きの反応

両膝の痛みを訴えていた、空手の少年が、2回目に来院した。

稽古中は痛くなくなったが、階段の上り下りで痛みを感じるとのこと。

原因を調べてみると、4カ月ぐらい前に、同じ空手の稽古生に下腿部をけられて膝を痛めたという記憶が条件づけされていた。

その痛みの記憶をリラックスパターンの記憶に書き換える施術を施すと、検査前の痛みは消失した。

主訴以外に全体のバランスを検査していると、右腕の動作でストレス反応を示す。

「右の突きで何か違和感がないですか?」と尋ねると、丁度、右の突き方を改善する指導を受けているとのこと。

突きの際の腰の振りなどを指導されているとのことで、頭で考えて突いている様子。

「実際に上手に突けているイメージを先にして、そのイメージ通りに突いているイメージをしてみてください」

頭で考えて理性で突くと、身体はストレス反応を示すが、イメージを先に作って感性で突くイメージをするとストレス反応は示さない。

そのマイナスとプラスのイメージングで心身条件反射療法を施すと、右腕の動作のストレス反応は消失した。

傍で治療を見ていたお父様も、「右の突きのことが出たのにはびっくりしました。」「いや、右突きのことは課題だったのでとても勉強になりました」と喜んで頂いた。

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2008年2月26日 (火)

両ひざの痛みの原因は、外傷による条件づけから

小学5年生の空手の稽古生が両ひざに症状を訴えて来院。

整形外科の診断では、たな障害とのこと。症状がなかなか改善されずに来院。

原因を調べてみると、2年ほど前にサンドバックを強く前蹴りした後に強い痛みを覚え、それ以来ちょくちょく痛みがでてきて、現在では、普段の稽古や階段の上り下りでも痛みが生じていたらしい。

治療前に蹴りをしてもらうと、両ひざの痛みが再現される。

条件反射の検査をしてみると、過去のサンドバックによる外傷が条件づけされている。

心身条件反射療法によって、過去のマイナスのイメージをプラスのイメージに変えて施術すると、左はほとんど痛みがなくなったが、右がまだ残っている様子。

さらに検査してみると、外傷後の痛みをかばう動作が条件づけされて、二次的な痛みの原因になっていた。

その原因治療を施すと、さらに右の痛みが改善されたが、もう少し違和感が残っているとのこと。

さらに原因を調べてみると、今度の大会や審査のことがストレスになっている様子。その原因治療を施すと、ほとんど痛みが消失した。

このようなスポーツ障害は、痛みの原因となる「緊張パターン」と特定して切り替えると、改善が早い。しかし、肉体の構造ばかりに目を向けると、的外れな治療になりはなかなか治らない。

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2007年12月27日 (木)

全国バトミントン大会で優勝

メンテナンス的に通院して下さっている小学5年生のバトミントン選手が、全国大会で優勝しましたとの嬉しい報告をしていただいた。

大会前日から、優勝を争うライバル選手を想定して、メンタルブロックの検査をしていたが、どの選手に対してもメンタルブロック反応は示されていなかった。

身体的なバランスもほとんどベストの状態だったので、成績はどうであれ、本人のベストの試合ができるだろうと安心していた。

大会当日、シングル戦の前に行われた団体戦では、三位に成績だったとの報告を大会会場から電話を受けた。

試合中に何か気になることはなかったかどうか尋ねてみると、コート上のエアコンの風が気になったという。エアコンの風で、羽の流れが変わるのだろう。

遠隔的に電話を通じて検査をしてみると、そのことがメンタルブロックになっていた。

前回も、その想定外の思わぬ環境の変化で優勝を逃した経験があった。それだけが敗因とは限らないが、ストレスになって、本来の実力は出せていなかったようだ。

遠隔的にマイナスパターンからプラスパターンに切り替えるよう指導させてもらい、エアコンの風に対するメンタルブロックは解放された様子だった。

相手選手に対するメンタルブロックは繰り返し検査して、反応がでていなかったが、エアコンの風などの環境の変化に対する想定外のイメージ検査は行っていなかった。

愛用していたラケットが故障したりなどの思わぬアクシデントなども想定して、そのトラブルに心の動揺がないかどうかも前もって検査し準備していると、脳はそのトラブルに柔軟に適応できるので、心身ともに動揺なく実力を発揮することができる。

トップクラスの選手になると技術差よりもメンタル面の柔軟性のケアの方が重要になる。

よって、想定外の変化に対して脳がいかに適応できるかどうかが大切なポイントとなるだろう。

小学3年生ぐらいのころからファミリーカイロを利用していただいているので、今ではメンタルブロックのマイナスパターンの認識とプラスパターンへの切り替えはかなり上手になっている。

時折、慣れない練習で体調のバランスを崩すこともあるが、すぐに心身ともに切り替えることができる。

メンタル面の分析は、小学生には難しいのではないかと思われがちだが、クライアントの年齢よりもその人個人の脳の柔軟性によって、分析が困難だったりする。むしろ固定観念の少ない子供のころからこのような施術に慣れていると、切り替えも早いようである?

脳の柔軟性は、スポーツに限らず勉強や人間関係にも影響を与えるのでとても大切である。

小学生からスポーツを通じて、自己を知り、脳の柔軟性を養っていくことは、心身ともにとても大切だと思う。

オリンピック候補のジュニア選抜に選ばれるほどの実力のある選手だが、スポーツの活躍以上に人として魅力のある人に成長するだろうといつも感じる。

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2007年12月21日 (金)

エアロビック全国大会2位

アマチュアのエアロビック大会に出場して、2位の成績を収めたとのご報告をいただいた。

昨年度は、同じ大会で3位の成績を収めている実力者である。

大会前には、心身の調整のためにファミリーカイロを利用して下さっている。

エアルビック大会によく参加されているので、大会前の競技に対するストレス反応はあまり出ていなかったが、今回の大会前にはストレス反応が出ていた。

お聞きしてみると、無意識のうちに前年度3位という立場を意識しているらしい。

前年度3位となると、それ以下の成績は収めたくないだろうし、周りからの期待もあるだろう。

通常、挑戦者からトップクラスの成績を収めると、今の地位を「守りたい」という潜在的なメンタルブロックが生じることが多い。

今回の大会前日には、そのようなメンタルブロックを解放して、大会前の心身状態は万全な状態で、大会に臨んでいただいた。

結果は2位とのことで、順位が一つ上がった。

ご本人もその結果に満足されて喜んでいたが、大会後に両足にマメができたらしい。

いつもマメができることはないのに、今回は珍しくマメができたとのこと。

原因を調べてみると、大会当日の競技中の緊張パターンの反応が示された。

原因は、いつもとは異なる観客席からの雰囲気があったらしい。

大会前にそこまで想定して、その雰囲気のストレスパターンを適応させていれば、足にマメもできずに、おそらく優勝していたかもしれなかったが、そのストレスパターンは想定外だった。

優勝者との点差は0.5ポイントと僅差だったらしい。

「え~惜しかったですね・・・・」と、応援する方は本人以上に期待している感じ・・・・

でも、ご本人は「実力以上の評価だったと思います。」と謙虚に答えられていた。

応援する方も、気付かないうちに期待しているので、ご本人がプレッシャーになるのも当然だろうと思う。

スポーツなどでの試合前には、潜在意識でブロックしそうな様々なマイナスのイメージングを想定して、もしも、陽性反応がでれば、その反応をプラスに切り替えることはそれほど難しいことではない。

肝心なのは、想定外の状況やハプニングに対して、いかにストレスを感じないように心身ともに適応させるかどうかである。

このようなメンタルブロックを解放させる施術を受けると、本来の自分の実力が十分に発揮できるようになるだろうし、自分自身の内面がよく分かるようになるので、他者とのコミュニケーションや対人関係、自己啓発にも大いに役立つだろう。

大きな大会を通じて、自分のマイナス面を知ることになるが、このパターン・セラピーを受けることで、そのマイナス面がプラスの価値を生むことになる。

マイナスのストレスやメンタルブロックには、プラスの意味や意図が隠されているということを、このパターンセラピーを通じて、もっと多くの人に気づいていただきたいと願う。

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2007年9月20日 (木)

野球選手(ピッチャー)の腰痛

先日、野球部の監督さんからピッチャーの腰の調子が悪いので診てほしいとの依頼があった。週末には大切は試合が控えているとのこと。

前回の試合は雨で延期になってラッキーだったが、そのまま試合をしていたら恐らく負けていただろうと予測できる位に、以前から腰の調子が悪かったらしい。

検査をしてみると、腰の前後の動きで特に痛みが生じている。

身体を緊張させる思考パターン(条件付け)を調べてみると、

マウンドに立っているときの責任、

友人との関係、家での自分(お父様との関係)、

さらに、現在通院している先生からの指摘(肉体の障害)などが絡んでいた。

これらのマイナスの思考パターン(条件付け)をプラスの思考パターンに切り替える治療を施すと、腰の動きでの痛みがかなり消失した。

2回目の施術日には、前回の思考パターンによる影響はほとんどなく、腰の痛みもかなり改善されていた。

新たな思考パターンを調べてみると、

練習後のプロテイン補給時のマイナス思考が絡んでいた。

さらに、試合中にプレッシャーを受けやすい場面を調べてみると、

同点で、最終回に近づいて、2塁、3塁で、打たれたら負けるというピンチの場面、

打たれたら止まらなくなるという場面、

内角ストレートを狙っている場面、

ワンバウンドの変化球で三振を取りに行く場面で反応を示した。

これらのマイナスの思考パターンをプラスの思考パターンに心身条件反射療法(パターンセラピー)で切り替えると症状はほとんど消失した。

あさって試合とのことだが、恐らくいいピッチングをしてくれるだろう。

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2007年4月 3日 (火)

捻挫の効果的な治療法

ここ数日の間に足関節捻挫の患者様が二人来院された。

お一人目は、40台、女性でバトミントンの練習中に左足関節を内側にねじり負傷。お二人目は、40台、男性で空手の稽古中に負傷。お二人とも指導的立場にあり、試合の出場や海外出張が近日中に迫っていたりして、早期の回復を望んでいた。

通常、捻挫は、負傷部位や程度によっても異なるが、2~6週間、あるいはそれ以上の安静が必要で、ある程度の期間、関節を固定するという施術が一般的である。また、本質的な治療を施さないとクセになりやすいとも言われている。

ファミリーカイロでは、教科書どおりの手順に囚われずに、捻挫をいかに早期に効果的に回復するかを研究し続けている。

効果的な治療法の最初の発見は、アクティベータメソッドという神経系の機能異常部位を的確に特定し、その神経系を活性化させる手法がとても効果的だということが分かった。

通常の施術よりも早期に回復することを臨床現場で確認し、捻挫などの関節障害はアクティベータによる治療で患者様に喜んでもらってきた。

さらに回復する方法はないかと心身条件反射療法を応用して研究していると、ひとつの法則が見えてきた。それは、捻挫という外傷でも、外傷に至る原因として外傷前のストレスが非常に関与しており、そのストレスは、外傷後も脳に条件付け(記憶化)されているということが分かった。

今回、捻挫で来院されたお二人とも、捻挫を起こす前に、精神的なストレスが背景に隠れていた。

つまり、そのストレスが脳・神経系に悪影響を及ぼして、関節を支えている筋肉が働かなくなり、通常のパフォーマンスに支障をきたして外傷へとつながったということが理論が背景にあるのである。

なぜ、捻挫をする前のストレスが、捻挫の回復に影響しているかどうかが分かるかというと、心身条件反射療法でそのストレスの開放治療を施すと、その直後に今まで働きの悪かった筋肉がすぐに正常に働くようになり、同時に痛みが軽減、消失するという臨床結果が当たり前の結果として表れるからである。

どれくらいの効果があるのかを分かりやすく説明すると、一般的に完治までに平均6週間位の経過を必要としていたのが、アクティベータでは4~3週間位、さらに心身反射療法を併用するとことで2~1週間位の早期回復になるという感じだろう。

心身条件反射療法では、捻挫を引き起こした本質的原因まで突き止めるので、そのクセ(脳の不健全なプログラム化)を改善させる治療へとつながり、脳は健全なプログラムへと修正され怪我の予防が期待できるということになる。

スポーツ障害を専門にしている治療家もいるが、結果を治療しているのか、原因を治療しているのかでその効果はかなり異なるだろう。

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