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2008年8月 8日 (金)

ブログの移転

現在、ファミリーカイロプラクティックセンターのサイトのリニューアルに伴い、ブログも移転しております。こちらのアドレスをご覧ください。

その他、心身条件反射療法に関連するサイトとアクティベータメソッドに関連するサイトも合わせてご覧ください。

よろしくお願いいたします。

保井志之

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2008年8月 1日 (金)

「疾病利得」

定期的に通院して下さっているある経営者の方が、「緊張パターン」の原因は解放されていてはいるが、施術が終わるころになると症状が残っているような感覚があるという状態が何度か繰り返されていた。

原因を深く調べてみると、「症状を通じて、もっと色々な気付きを得たいという願望」の反応がでていた。

つまり、「疾病利得」といって、症状があることで、「無意識的な願望」が得られるというように脳が錯覚して、実際に症状が生じてしまっているのである。

これは、決して仮病などではなく、脳が錯覚してこのような症状を実際に引き起こしてしまうのである。

「疾病利得」も様々な無意識的な願望が絡んでいるので、その本質を説明するのはとてもデリケートである。患者様に誤解を生じさせて、信頼関係を壊してしまうことにもなりかねない。

だから、そのような反応が出る場合は、説明する側もできるだけ患者様の立場に立って、脳の錯覚による「緊張パターン」であることをわかりやすく説明して、施術して「症状利得」による症状がその場で改善できるように心がけている。

もしも、「症状利得」による症状が、治療によって改善されなければ、患者様は納得されないだろうし、治せないから患者様のせいにしているのではないかと受け止められるかもしれない。

心身条件反射療法による検査治療は、身体を使った的確な検査なので、ほとんどのケースでその場でその症状が改善される。

今回の患者様は、症状が残ることで、「気づき」が得られるという利得の錯覚が脳に生じていた。

この患者様は、ある程度通院されて、心身条件反射療法のことを深く理解して下さっているので、ご自分でも「あ~、それはあるかもしれませんね。ここでの気づきはとても深くて、勉強になるから・・・」とその気づきを快く受け入れていただいた。

そこで、「症状がなくても、気持ちの上で何か問題がある時は、その問題から心身条件反射療法で検査をして気付かれるようなイメージにされてはどうですか?」「恐らく、今は、症状がなければ「気づき」が得られないと脳が錯覚しているのではないでしょうか?」

というアドバイスをさせていただいた。

そして、心身条件反射療法の治療を施した後、その患者様の「疾病利得」による症状は改善された。

「ここ(ファミリーカイロ)への通院は、僕にとっては仕事のつもりなのですよ・・・」

「ここでの治療は、健康面に加えて、ビジネスや人間関係においても色々な面で勉強になっていますから・・・」「いろいろなセミナーに参加して、何千万というお金を投資してきたが、ここでの学習の方が深く、実践的なのでとても役立っています。・・・・」

というようなコメントもいただいた。

半分お世辞もあるのかもしれないが、恐らく、この患者様は勉強熱心で、色々なセミナーやたくさんの本を読まれているから、ここでの治療の価値が分かってくださっているように感じる。

そのような意味では、「思考力」を深める理屈の勉強もとても大切だと思う。

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