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2008年7月27日 (日)

ピッチャーの苦悩

先日、某プロ野球選手のドキュメンタリー番組をたまたま観る機会があった。

今年から抑えのピッチャーから先発ピッチャーに戻り、だんだんと調子が悪くなり、二軍で二か月ほどトレーニングに励んで、一軍に返り咲くという苦悩を紹介していた。

調子が悪い自分の投球フォームを高速ビデオで観察して、調子が良かった時の投球フォームとは明らかに違うと自分で分析していた。

身体が怖がっているのは頭では分かっているが、それをコントロールできない状態で、自分のベストの投球がどのようにしたら戻るのかが分からないらしい。

以前、ハムストリングという筋肉を痛めた経験があり、その経験が、また、怪我をするのではないかという潜在的な恐怖につながっているらしい。

色々な病院や治療院で治そうとしたが治らないという。

このような症状は肉体面だけの施術では治らない、治るはずがないといっても言い過ぎではないだろう。

恐らく、原因の一つは、本人も気づいているように過去の障害によるトラウマ関連かもしれない。そのトラウマによる恐怖によって無意識のうちに、身体に制限を加えている状態だろう。

無意識レベルで生じている心のブレーキを、意識レベルではずそうとしても困難である。

他人からすれば、気持ちを入れ替えればいいではないか?と簡単に思うかもしれないが、本人は、その原因も頭では理解して、気持ちを入れ替えているつもりではあるが身体が答えてくれないのである。

気持を変えることは簡単だが、それに絡んだ病的に条件づけされた神経反射や脳のプラグラムまでを自分で変えることは困難である。

このようなメンタル面とフィジカル面の関係性が絡んだ症状は心身条件反射療法(ニューロパターンセラピー)がとても効果的である。

このようなスポーツ選手をドキュメンタリー番組を見ると、まだまだ、本質的な治療法を知らない人が多いな~と思う。

心身条件反射療法が地域社会に広く広がって、誰でもが身近で受診できるようになれば、もっと多くの人が喜んでくれるだろうと思う。

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