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2007年10月25日 (木)

小学三年生のアレルギー性鼻炎と頭痛

小学3年生の男の子が、鼻炎と頭痛の愁訴で来院。

お母様によると頭痛は4歳ごろから時々生じていたとのこと。鼻炎は、小学生になってから発症したらしい。病院にも掛かっているが改善されないらしい。そのほか夜尿や食事を飲み込むのが遅いという症状もあるとのこと。

鼻炎や頭痛の原因を調べるために、一日の生活習慣において、どのような行動パターンが身体に条件付けされ、脳・神経系にストレスを生じさせているかの分析をパターン・セラピーで試みた。

1回目の治療では、朝食時、学校から帰宅する、宿題をする、など学校での行動パターンよりも、むしろ家での行動パターンにストレス反応を示していた。

さらに分析してみると、お父さんにかまってほしい、遊んでほしいというストレス感情があった。

その男の子の下には、双子の弟さん達がおり、お父さんはいつもその双子の弟達を遊びに連れて行っているとのことで、その男の子は寂しい思いをしている様子。また、自分だけを遊びに連れて行ってもらい、お父さんを独り占めしたいという嫉妬心も隠れている様子だった。

それらのマイナスのストレスを中和させるおプラスのアドバイスも分析して、母さんからその男の子へ後でお話していただくように指導させていただいた。

2回目の治療では、まだ、お父さんの反応がでていた。どこかに連れて行ってほしいという思いが潜在的に強いようなので、そのマイナスの気持ちを認識してもらい、これから先、長い目で見て連れて行ってもらえるときと、もらえないときがあるという偏りのない認識に変えてもらいパターン・セラピーを施した。

お父さん以外には、学校の友人との関係での反応も示しており、仲の良いお友達ともう少し遊びたいという願望的な反応がでていた。

3日目の治療では、鼻炎の症状もほぼ治まってきた様子。お父さんに関連するストレス反応も示さなくなった。しかし、前回のお友達関係での反応がでていた。原因を調べてみろと、前回のもっとそのお友達と遊びたいという反応はでていなかったが、勉強でのライバル的な意識がストレスになっていた。ライバルがいるということはとても自分のためになるということでプラスに切り替えて、ストレス反応が消失した。

症状の本質的な原因であるマイナスの思考パターンが明確になればなるほど、それに関連した症状も改善されていく。

もともと勉強のできる賢いお子さんだが、このようなストレスが解放されると、もっと勉強にも集中できるようになるだろう。

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