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2007年1月 9日 (火)

妊娠のストレス

妊娠して初期の患者さんが、下腹部痛を訴え、以前は不正出血があったとのこと。

原因を調べてみると色々なストレス反応がでた。

妊娠の理由も、本当にお子さんがほしいというわけではなく、娘さんが一人ではかわいそうなのでという思いが一番強くて妊娠されたとの事。

また、以前からご主人との関係のストレスも絡んでおり、ご主人との結婚も本当に好きで結婚したわけではなく、結婚適齢期でもありやさしい人なので結婚されたらしい。

しかしながら、結婚はじめの動機が純粋でなくても、晩年は純粋に愛し合うカップルもいるだろう。

互いに熱烈な恋愛で結婚して冷めてしまったり、最悪の場合は憎み合うケースもめずらしくはない。

問題は、その気持ちが一生変わらないだろうということに執着していることである。

人の気持ちは、「無常」とうい仏教の教えがあるように、一生変化しないのではなく、常に変化するのが自然体だと認識することが必要ではなかろうか?

まずは、自分の気持ちや想いが一生変わることがないという執着心に気付くことが大切だろう。

夫婦と家族はこれから山あり、谷ありで、これから家族がいくつかのつらい境遇に立たされるかもしれない。

そんな境遇に立たされたときに初めて互いに愛し合うきっかけを見つけるかもしれない。

現代の日本社会はあまりにも豊か過ぎて、モノがすぐそばにある、人がすぐそばにいることが当たり前になって大切な感謝を忘れてしまっているようだ。

人はモノや人に慣れるとそれが当たり前になりついつい感謝の心を忘れてしまう。

先日、別の患者様に「感謝」するためにはどうしたらいいですかという質問をされた。

「感謝するためには、もしも、自然の水や空気がなかったらどのように感じるか想像してみてください。」

「もしも、いつもいてくれるはずの人が突然いなくなったらどのような気持ちになるか想像してみてください。」

ある意味での危機感や緊張感をもって毎日生活していると、「感謝」せずにはいられなくなるのではないでしょうか・・・とお答えした。

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